にじさんじが好き嫌い.comの書き込みを開示し、示談金300万を受け取った件について

2023年5月25日、にじさんじを運営するエニーカラー株式会社が公式Twitterより好き嫌いドットコムと思われるサイトに書き込んだ悪質ユーザーに対して開示請求し、300万円の支払いで示談したと発表があり、話題になりました。

以下、その概要について記載します。

概要

エニーカラー株式会社は2023年5月25日「当社所属ライバーに対するプライバシー権侵害行為への対応状況について」というプレスリリースにて下記の発表をしております。

「この度、インターネット上にて当社所属ライバーに対して権利侵害行為(プライバシー権侵害行為)を行った人物(以下「対象者」)の発信者情報の開示請求が裁判所に認められ、対象者が損害賠償金を支払う旨の示談が成立したことを報告いたします。 」

「対象者は、特定のインターネット掲示板(対象となる著名人ごとに公開されたスレッドにおいて、ユーザーが投票・コメントを行うことができる機能を有した掲示板)において、当社所属ライバーの氏名、容貌等の個人情報を掲載する形で、当社所属ライバーのプライバシー権を侵害する行為を行ったため、当社所属ライバーが当事者となり、発信者情報開示請求訴訟を提起しておりました。 」

「同請求は裁判所に認められ、開示された対象者の発信者情報を基に、対象者に対する損害賠償請求を行った結果、対象者が300万円以上の損害賠償金を支払う形で示談が成立いたしました。 」

今回プライバシー権を侵害する書き込みがあったサイトですがエニーカラーの発表には対象となる著名人ごとに公開されたスレッドにおいてとありますが、これは好き嫌いドットコムのこととみて間違いないと思われます。

開示された書き込みは当社所属、つまり、にじさんじ所属だと思いますが、ライバーの氏名、容貌などの個人情報の掲載であり、それがプライバシー権の侵害だったと書いてあります。

誰が被害にあったかは明記されていませんが、本名と素顔が知られているライバーの中の誰か、あるいは顔ばれはしていないが、身内にリークされた人の可能性もあります。

所感

示談金300万以上の損害賠償を支払いはかなり高額です。

既に氏名や素顔がネットに出回っているライバーだとすれば裁判をした方が安上がりだったと思います。

見せしめの示談金額で無いとすればネット上に出回っていないライバーの氏名や素顔が書き込まれていた可能性の方が高いのではないかという印象です。

そもそも名前や顔が出回っているのが当たり前になっているのもおかしな状態ですけどね。

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